本文へ移動
「生涯現役」その想い骨まで伝わっていますか?
骨粗しょう症を予防して、人生をもっと豊かに
☆ 今から始める骨の健康 ☆

自分の骨量を知って早期発見を目指しましょう!

早期発見できる方法として、骨量(骨密度)の測定があります。
骨粗しょう症は初期には自覚症状がほとんどないので年齢を問わず
まずは検査を受けて骨量を知ることから始めましょう。

自費で骨密度を調べる費用

料金:3000円
☆結果は検査後、診察にて説明いたします。
※骨密度を調べた結果、骨粗しょう症であることが判明した場合には、
 次回の診察より保険適用となります。

当院では、前腕骨撮影でDEXA法による骨密度測定ができます。
超音波よりも正確で再現性が高い検査法です。

♢♢手首を撮影し、検査も2分で簡単です♢♢
♢♢被ばくも少なく、安心・安全・簡単な検査です♢♢

骨粗しょう症ってどんな病気なの?

骨粗しょう症とは正常な骨代謝のバランスが崩れて、骨量(骨に含まれるカルシウムなどの量)が減少し、
骨密度が低くなってスカスカとなり骨折しやすくなる病気です。
初期には自覚症状がほとんどなく、骨折が起きて初めて症状に気付くことが多いです。
※骨代謝とは、骨形成(骨をつくる働き)と骨吸収(骨をこわす働き)を繰り返す新陳代謝のこと。

骨粗しょう症の原因は?

  • 骨吸収が骨形成を上回る
  • 加齢やホルモンの変化(特にエストロゲン〈女性ホルモン〉の減少)により、骨吸収が促進される
  • 栄養不足(カルシウムやビタミンDの不足)
  • 運動不足や生活習慣の乱れ
これらの要因が重なることで、骨密度が低下し虚弱な骨となります。

主な症状と危険性

主な症状には、
  • 背中や腰が曲がる
  • 背中や腰に痛みがある
  • 身長が縮む
  • 転倒やちょっとしたことで骨折する(特に腰椎、大腿骨、手首など)
などがあります。
骨粗しょう症は進行するほど骨折しやすくなります。
特に足の付け根(大腿骨近位部)の骨折の場合、運動能力が半減したり、そのまま寝たきりになったりするので注意が必要です。

骨粗しょう症を見つけて治すには?

検査

骨粗しょう症の検査には、以下のような検査があります。痛みを伴わないため安心して受けられます。

エックス線検査
エックス線をあて、骨の状態や骨折の有無を調べます
骨密度検査DEXA(デキサ)法、MD(エムディ)法、超音波法により骨密度を測定します
骨代謝マーカー検査血液や尿を採取して、骨代謝の状態を調べます

☆ 特に女性の場合は40~50歳前後から定期的に検査を受けることをおすすめします。

治療の目的♢転倒防止

骨粗しょう症の治療の目的は
骨を強くして転倒や骨折を予防し、日常生活を快適に過ごせるようにすることです。
生活習慣の改善などの対策と併せて、薬物治療を継続して行うことが大切です。

  • 生活習慣の改善 普段の食事や運動など生活習慣を見直し改善します。
  • 薬物療法 骨を壊す働きを抑えたり、骨を作る働きを助けたりするお薬を用います。
  • 転倒防止 生活環境の整備や服装選びの工夫など行い、転倒を防ぎます。

生活習慣を改善しましょう!

骨粗しょう症は、別名「骨の生活習慣病」と言われ、生活習慣が大きく影響する病気です。
食事や運動などを見直し、改善しましょう。

食事療法

骨の形成には、カルシウムやビタミンD、ビタミンKなど多くの栄養素が関わっています。
バランスのとれた食事を規則正しくとることが大切です。

カルシウム骨の主成分です
[カルシウムを多く含む食品例]
牛乳(乳製品)、小魚、大豆(大豆製品)
ビタミンD
腸でのカルシウム吸収を良くします[ビタミンDを多く含む食品例]
魚(鮭、ウナギ、サンマなど)、キノコ類など
ビタミンK骨をつくるのを助けます[ビタミンKを多く含む食品例]
納豆、緑色野菜など
※ビタミンKはワルファリンの作用を弱める恐れがあるので、ワルファリンを服用中の方は、医師や医療スタッフにご相談ください。

運動療法♢その他

運動には骨密度を上昇させる効果があります。
また、筋力・バランス能力の向上は、転倒や骨折の予防につながります。無理のない範囲で継続して行いましょう。
片足立ち左右 1分間ずつ
1日 1~3回
スクワット1セット 5~10回
1日 1~3セット
ウォーキング1日 20~30分
注意:支えになる机やイスを用意するなどして、自分にあった安全な方法で行ってください。
☆日常生活での家事(掃除や洗濯、買い物など)も身体を積極的に動かせばよい運動になります。
 意識をしてこまめに動かしましょう。
その他にも、
 日光浴  :適度の日光を浴びると体内でビタミンDがつくられ、カルシウムの吸収を助けてくれます。
       天気のいい日は散歩など外にでかけるようにしましょう。
〈嗜好品〉
 飲酒   :アルコールを飲みすぎると、カルシウムの腸からの吸収が妨げられます。
       飲みすぎに注意しましょう。
 喫煙   :煙草を吸うと胃腸でカルシウムの吸収が阻害され、骨量が低下することがあります。
       禁煙に挑戦しましょう。
 コーヒー :コーヒーの中に含まれるカフェインには利尿作用があり、飲み過ぎるとカルシウムも
       一緒に排出されることがあります。

☆骨の健康のために、これらの生活習慣を見直して、丈夫な骨を目指しましょう。
☆骨粗しょう症は初期には自覚症状がほとんどないので、年齢を問わず、まずは検査を受けて骨量を知ることから始めましょう。
TOPへ戻る